一昨日、年に一度のバイオリン発表会が無事に終わった。今回は「宇宙戦艦ヤマト」を六重奏で弾かせて頂いた。
発表会が近付くと、毎回そのプレッシャーから「もう今年でバイオリンは止める」と言い出す私だが、今回はそれを言わなかった。多分、毎日練習できる環境になったことや、人前でバイオリンを弾いて度胸を養える機会があったことから、多少、心に余裕が出来たのだろう。ともかく、例年よりは平常心で会場に向かうことができた。
ところが、世の中そんなに甘くないことを思い知らされる。この一年間、殆どバイオリンの腕を上げなかった私に比べ、驚くほどの上達を見せる10代、20代の若者が次々ステージに出てくるではないか。最初は余裕の笑顔を見せていた私も次第に表情が強張ってくるのが分かったし、遂には、隣でやはり若者たちの上達に驚いていた三女と目が合い、「今日は帰ろうか」と言ってしまった。それくらい若者たちの成長が目覚ましかった。
最後は「まぁ、ここまで来たんだから取りあえず弾くだけ弾いておいでよ」と三女に諭され、ステージに向かったが、ありがたいことに、先生ご夫妻、先生のお兄さんご夫妻、そしてクロサワバイオリンのK園さんという強力な助っ人がバイオリン、ビオラ、チェロ、ピアノで私を支えてくださり、多少のミスはあったけれども、気持ち良く最後まで演奏させて頂いた。感謝。
