日本基督教団 田園調布教会には立派なパイプオルガンがあり、定期的にオルガン・メディテーションを催されている。教会員の方が交代で演奏されるようだが、たまたま今月は男声讃美歌研究会のピアノ伴奏でお世話になっている市◎さんがご当番とのことで、「パイプオルガンと一緒に歌いませんか?」と誘われた。どんな演奏になるんだろうと興味が湧き、その場でお受けした。



本番まで4回しか練習がなかったが、2回目の練習が土曜日の午後にあり、午前中にレッスンを受けたバイオリンを背負ったまま合唱の練習に駆け付けたら、「一度、ボルさんのバイオリンを聞いてみたいなぁ。弾ける?」と合唱予定の J.S.バッハ作曲「Bist du bei mir」の前奏9小節を弾くように言われた。

何とか頑張って弾いたところ、「おぉ、バイオリンの音がした!」みたいな声が上がり、何か過去にこういう光景を見たことがあるなぁと感じ、ハタと気付いた。這い這いしていた赤ちゃんが初めて立ち上がり、回りの大人から「あっ、立ったぞ~!」と喜びの声を掛けられる光景だ(笑) 元・ラグビー選手がバイオリンを弾くなど、想定外の出来事だったのだ。

本番前日の4回目の練習では、W.A.モーツァルトの「アレルヤ」も弾けるところだけ弾いてみたらと誘われ、これもお受けした結果、帰宅後、バイオリンにミューターを付けて1時間練習することとなり、最後には左手がつってしまった(笑) そんなこんなで迎えた本番だったが、終演後、一緒に演奏くださったメンバーも会場におられた皆さんも「ご苦労さま」と声を掛けてくださったから、「もう、簡単には引き受けないぞ」という決意が少し弛んでしまった(笑)