40 代、50代の男性とランチした。いずれも年長者を敬い、聞き役に徹する礼儀正しいビジネスマンだったから、ついつい私が喋りすぎてしまったが、短い会話の中で、「やっぱり最近の若者は(私からすると彼らは成年ではなく青年)違うなぁ」と感じることがあった。
それは、今の勤務先を「通過点」と捉えていることだ。我々の年代は終身雇用や年功序列を前提に就職先を考えたり、就職先に忠節を尽くしてきたように思うが、彼らは既に転職を経験していたり考えたりしている。「学べることがなくなれば転職を・・」ということらしい。我々の年代とは異なる姿勢だ。
AIはジェネレーション・ギャップを「世代や年齢の違いによって価値観や考え方、文化、行動様式などにズレが生じること」と解説しているが、これだけ大きく世の中が変化したら、価値観が変わるのは当たり前だし、もっと言えば、我々の世代とは異なる考え方をしないと幸せな人生にはならないようにも思う。
私が社会に出たのは47年前だが、三井と住友が同じ銀行になるとは想像もしなかったし、東芝はずっと「サザエさん」のスポンサーをやるものと信じて疑わなかった。こうなると「社訓」も「家訓」も下手に残せなくなるし、可愛い孫たちに望むことがあるとすれば、「健康であれ」と「好奇心を失うな」だろうか。