私の記事に「いいね!」をくださる親切な方はほぼ決まっているが、先日、恐らくは初めて「いいね!」をくださった方がいた。珍しいこともあるものだと、その方のブログを訪ねたら、「稼げる人の常識、稼げない人の常識」という本を出しておられることが分かったので、早速、購入して読ませて頂いた。
国内でホテル12軒、雑貨制作販売の会社など8社を経営し、バリ島では不動産事業、ヴィラ開発を行い、更には不動産や株式、太陽光発電にも投資している・・との紹介に、成功を絵に描いたような方かと思っていたら、一度は共同経営者に裏切られて会社を追われ、一度はご友人の保証人になったばかりに数億円の借金まで背負い・・という大変なご苦労を2度までされていたことが分かった。
そんな方が「稼げる人」と「稼げない人」の分かれ道を45の状況ごとに説明されていたので、スーッと無理なく頭に入って来る言葉がいくつもあった。「運は"運が良さそうなやつ"にしか寄ってこない」、「世の中で形のあるもので一番大事なものはお金」、「稼ぐ人は交遊関係が狭くとも、人間関係の貯金になるようなものを持っている」、「上手くいかない時に相手のせいにしていては成功しない」、等々。
しかし、最も印象に残ったのは「今置かれている状況を"ゼロ"として考えることにしている」という著者の姿勢だ。私はもうすぐ長く勤務した会社を離れるが、一年間は同じ仕事をしてはいけないことになっている。未だ働きたいと思っている私ではあるが、これまで培ってきた知識やノウハウ、人脈は使えないということだ。その状況を「ゼロ」として受け入れ、リセットできるかどうか。それを考えさせられた。
