先日、「日本国債」を取り上げたNHKの特別番組を観た。日銀が長期国債買い入れを減額することから、国内外で新たな買い手を求める官僚の姿が紹介されていたが、いくつか印象に残る場面があった。ある地方銀行の運用担当者は「日銀が利上げする見通しのある中、新たに国債を購入するのは難しい」とはっきり指摘していたし、海外の投資家は日本の国債残高がGDPの2倍以上もあることや、金利が上がった場合に利払いの増加があることをどう思うかと質問していた。確かに、金利が上がると国債の価値は下がるし、利払いの負担が大きくなることは国そのものの信用にも影響するから、新規国債の購入には慎重にならざるを得ないのだろう。
(日銀のHPからお借りしました)
それでも、国債を発行しなければ収入を上回る支出を賄えないし、利払いもできなくなるだろうから、担当官僚の苦労はまだまだ続きそうだ。しかし、これは日本だけの問題ではなく、経済規模は日本より大きくとも、米国にも同様の問題があると聞いた。昨今の財政赤字は年間2兆ドル近くもあるらしいし、国債残高に対する利払いが軍事費並みに増えているとも聞いた。
そうなると日本同様、国債に頼らざるを得ないのかと思うが、これまで米国債を大量に購入してきた中国とは関税戦争の真っ只中だし、これでもし、中国が米国債の新規購入をしなかったり、更には所有している米国債の売却でも始めたらどうなるんだろうと考えた。例としては相応しくないだろうが、赤字の企業に取引銀行が追加融資をしなくなれば、倒産に至る可能性が高いからだ。
ただ、私がいくら心配したところでどうにもならない話だし、私にできるのは自分自身の黒字を維持することだろう。仮に私が「ボルネオ7番債券」を発行したとしても、誰一人買い手は現れないだろうから、ちゃんと黒字を維持しようと思う(笑)
