5年ぶりに人間ドックを受けた。
私の回りには「俺は人間ドックなんか受けない。そんな検査に頼るより、自分の感覚の方が大事だ」という人や、「下手に悪いところが見つかって、人間ドック依存症になるのは嫌だ」という人もいて、不思議とそういう方々が元気なものだから、ついつい私も人間ドックを敬遠してきた。
ところが、昨年、ラグビー部の先輩が続けて亡くなられたり、同級生から「癌が見つかり手術した」という連絡が続けて来たりしたものだから、さすがに少し心配になり、久しぶりに人間ドックを申し込んだ。
血圧測定、採血、視力と聴力の検査、肺のレントゲン、心電図、そして大の苦手の胃カメラの検査を終えた頃にはヘトヘトになっていたが、身体だけは買い換えも交換もできないし、この身体のお陰でラグビーや登山を楽しみ、最近は合唱やバイオリンでもお世話になっているのだから、もう少し労らないといけなかったのだろう。
最近になり、「身体は資本」を実感できるようになった。身体は約70年間、私の夢の実現や仕事、趣味のために働き続けてきた。考えてみると、一番私の言いなりになり、私のためだけに動いてくれのはこの身体だろう。会社に事業を興し発展させるための資本があるように、私には身体という資本が与えられていたのだ。多少痛めてしまった面もあるけれど、まだまだ使える大切な資本だ。大事にしようと思う。
