高嶋邦幸先生が指揮をされている川口市民合唱団のコンサートに出掛けた。プロローグの「きみ歌えよ」は軽快な曲だったが、これをアカペラで歌われたことに驚いた。又、ステージに出て来られた団員の方々が奥のひな壇には上がらず、高嶋先生を囲むように集まって歌われたことにも驚いた。


さらには、ステージ衣装が男女ともに真っ白なシャツで、男性は紅葉を思わせる色鮮やかな橙色・黄色のネッカチーフ、女性は同色の胸飾りを付けておられたから、目にも新鮮なスタートになった。



アカペラで歌われた「ここから始まる」と「さびしいカシの木」は最後まできれいなハーモニーを楽しませて頂いた。皆さん、楽しそうに歌っておられたから、相当練習を積まれたのかなと思う。「落葉松」は先生の指揮通りにテンポが変わり、聞き応えがあったし、「春に」は春の暖かみがステージから溢れ出てきたかのように感じた。「小さな空」と「主よ人の望みの喜びよ」は津留崎先生のオルガンの音色が深くて美しく、心が揺さぶられる思いがした。きちんと練習されてきたことがうかがえる、素晴らしい演奏会だった。

最後に、団の代表の方が高嶋先生を紹介されるとき「私たちがご指導通りに歌えないことがあるから、最もお疲れになるのが高嶋先生」、ピアニストの津留崎先生の紹介を紹介されるときには「音を拾えていないパートが分かると直ぐにそのパートを大きく弾いてくださる先生」とおっしゃっていたのが印象的だった。温かなお人柄で音楽好きの方々が揃い、先生方と深い信頼関係を築き上げられたのだろう。昨日は寒い一日だったが、心をポカポカに温めて頂いたように思う。