マイケル・ジャクソンの半生を物語にした「MJ」を観に行った。



2022年2月が初演とあったから、既に2年間上演されている人気ミュージカルのようだ。


「言葉も分からないだろうし、雰囲気だけでも味わいましょう!」と、2階席の安いチケットを購入したが、ステージのエネルギーと観客の興奮がビシビシ伝わってきて、これまで経験したことのない熱い一体感を覚えた。マイケル・ジャクソンを演じた青年はマイケル・ジャクソンそのもので、歌い終える度に、又、踊り終える度に、大きな歓声と拍手が湧いた。


出演者は20名か30名だったと思うが、如何にも選りすぐられたメンバーという風格があり、彼らを目指す予備軍がその何倍もいるんだろうなと感じさせた。又、会場は1400名を収容できる Neil Simon Theatre という劇場だったが、調べてみるとブロードウェイにはこういう劇場が約40もあり、収容人数を合計すると約5万人になった。一晩にこれらの人々を満足させるパワーがブロードウェイにはあるということだ。


アメリカは世界最大の経済大国で、恐らく軍事や政治の世界でも他を圧倒する力があると思うが、そのパワーの源泉は「才能を引き寄せる力」なのかなと思った。さまざまな才能が集まり、政治や経済、軍事で存在感を示すと共に世界の人々を魅了するスポーツや芸術、エンターテイメントも創造できる。この才能を引き寄せる力がアメリカを築き上げたのだと思った。