一昨日の日曜日、「急用で行けなくなったから、代わりに行かない?」とN響コンサートのチケットを頂いた。演目はマーラーの交響曲第8番、変ホ長調「一千人の交響曲」とある。マーラーにも題名にも興味が湧いたので「行きます!」と即答した。
解説によると、「一千人の交響曲」はウィーン宮廷歌劇場の音楽監督という激務に追われていたマーラーが夏の避暑地で1906年に作曲したもので、「ミュンヘン博覧会1910」のメインイベントとして初演が企画されたものらしい。当時としては最先端の建築様式を象徴するコンクリートとガラスが用いられた新しい音楽堂に、なんと、オーケストラ170名、合唱850名が参加して演奏したとある。だから文字通り、「一千人の交響曲」なのだ。
さすがに、一昨日の出演者は一千人には及ばず、オーケストラ約80名に8名のオペラ歌手、これに新国立劇場合唱団とNHK東京児童合唱団が加わり、総勢300名位かと思うが、それでもステージが窮屈に見える大編成で、クライマックスの大迫力にはすっかり圧倒された。終演後は観客席からの拍手が鳴り止まなかったから、皆さん、心を激しく揺さぶられたのだろう。
マーラーというのはどんな人物だったんだろうと興味が湧いたが、実は、マーラー作曲の交響曲第2番「復活」の演奏会が来年3月に予定されており、この合唱団に同志社混声合唱団(東京)も加わて頂いている。しっかり練習しなければと思った。
