「東大金融研究会」はヘッジファンドで実績を上げられた伊藤潤一さんが創設されたグループで、今や東大新入生の20人に一人が会員で、最近は東大以外の学生にも門戸を開いているらしい。が、さすがに他大学の卒業生までは入会を許さないだろうから、本で学ばせてもらうこととした。



特に印象に残った言葉が2つ。

その1、「超長期で利益を残す会社は何をやっているか」の答が「他の会社と違うことをやっている」・・・これはその通りだろう。会社に限らず、予約しないと入れないレストランも、値引きしなくても売れるブランド商品も他とはどこか違い、それが魅力なんだと思う。


その2、「AIに置き換えられずに生き残る投資家」の答が「ベンチャー投資、エンジェル投資」だ。これもその通りかなと思う。数値化された情報の処理能力では人はAIに敵わない。しかし、過去になかった商品やサービス、ビジネスモデルならAIに太刀打ちできるかも知れないし、経営者の人柄や才能を見抜くなら、人の直感力がモノを言うかも知れない。


これまでの社会は、東大で学べばある程度成功が約束されたのかも知れないが、もうそんな時代ではない、変化を先取りし、AIが思い付かないことを考えろ、それが伊藤潤一さんのメッセージなのかなと思った。