タンポポの花を見つけた。
花言葉は「幸せ」、「真心の愛」、綿毛が恋占いに使われて来たことから「神の信託」、更には「タンポポと南風」という物語が出て来て、「別離」という花言葉もあると紹介されていた。
「タンポポと南風」
とても昔のこと。怠け者の南風は、いつもよのうにのんびりと木陰に寝そべり、穏やかな風を吹かせていました。ある日、南風は美しい黄色い髪をした少女に一目惚れし、彼女のいる場所から離れることなく、毎日うっとりと眺めて過ごすようになります。南風は気づいていませんでしたが、少女はタンポポの花でした。やがて月日が経つと、黄色いタンポポが綿毛になるように、黄色い髪の少女は白髪の老婆になってしまいました。その姿をみて悲しくなった南風がため息をつくと、綿毛が全て飛ばされてしまい、南風は2度と少女に会うことができなくなってしまいました。
何とも悲しい話だが、タンポポは春の再来を知らせる花だから別離ではなく「再生」、一つの花から多くの綿毛が生まれるから「子孫繁栄」、綿毛が風で舞う様子から「大地の産卵」はどうだろう。私としては、誰も世話などしないのに、毎年鮮やかな黄色の花を咲かせるタンポポの生命力を讃えたい。
