朝の散歩で昼顔と白粉花を見付けた。



どちらも、手入れされた形跡のない空き地で咲いていたから、何と健気で逞しいんだろうと感心した。その思いを残したまま出社し、仲の良いお取引先に写真を見せ、「この昼顔と白粉花、空き地の金網から顔を出して咲いてるんです。誰も世話してへんのに、健気やと思いません? まるで私自身を見ているようでした(笑)」と話した。

その方は一瞬、私の言葉に笑われたが、その笑顔のまま、「ボルさんはちゃんとした家庭で育ち、良い学校で学び、その後は長く上場企業で働いて来られました。私から見ると、大事に手入れされ、お世話されてきた養殖ですよ。」とおっしゃった。一瞬、予期しなかった言葉に思考が止まったが、直ぐにその通りだと気付いた。

「ホンマですね。おっしゃる通りです。ただ、今月末で退職するんです。野生に戻れるかどうか、挑戦してみます。先ずは養殖だけに美味しそうな脂肪がたっぷり付いているから、これから落とさないと・・・さては、私を食べようと狙ってます?」と返したら、「ハハハ、ボルさん、養殖の割には骨がありそうだから、止めておきます(笑)」

さて、野生に戻れるかどうか。