昨日の7月12日(月)、吉村真代さんのピアノ・リサイタルが東京文化会館で催された。素晴らしい演奏だったが、良く見るとグリーンのチケットは昨年2020年の3月11日(水)になっているし、ベージュのパンフレットは今年の5月4日(火・祝)になっている。新型コロナの影響で、リサイタルが2度までも延期されたからだ。
新型コロナがこんなに長く居座るとは思っていなかったし、ここまで仕事の進め方や日々の暮らしを変えるとも想像できなかった。いつの間にか復興五輪だったはずのオリンピック・パラリンピックも新型コロナに打ち克つためのシンボルみたいに言われているから、あちらこちらで主役の座を奪っているということだろう。
全く困った存在だが、今や新型コロナを知らない人はいないから、これにどう立ち向かうかを聞いたり見たりすることで、個人や組織、更には国家の思想や姿勢が良く分かるように思う。例えば、イギリスでは再び感染拡大が始まっているのに、ワクチン接種の浸透で死亡率や重症化率が下がっているとの理由から規制を撤廃すると発表した。日本では考えられない決定だろう。
勤務先や取引先を見ても、政府よりも早くテレワークに切り替えたところもあれば、政府の方針発表を待つところや、頑としてテレワークを受け入れないところなど様々だった。何が正解かは分からないが、多分、決めないことが最も危ないように思う。先ず決める。その上で、間違ったと思ったら潔くそれを認め、改める。私はそういう方針で臨もうと思う。
