同志社混声合唱団への入団を勧めて下さったSさんは多才な方で、絵を描いておられる。今年も展示会のご案内を頂いた。


コトバンクによると、アンデパンダンとは「アカデミー(官設の美術展)に対抗して、パリで1884年以来開かれている無審査・無賞の絵画展覧会」とのこと。これに倣い、1947年に始められた日本美術会主催の美術展が日本アンデパンダン展らしい。アンデパンダンは英語のインディペンデンスに相当するのかな。


Sさんは2点、出展されていた。上の作品は「池の鯉」というタイトルで、色や大きさの異なる鯉が泳ぐ池が描かれていた。菖蒲や蓮の花の色が鮮やかで、それに対して草木の緑や水の青には深みがあり、眺めていて飽きない作品だった。


もう一つの作品は「祇園花見小路」というタイトルで、雨の日の夕方に花見小路を行き交う和服姿の女性が描かれていた。濡れる歩道にお茶屋さんの灯りや赤いポストが反映し、10年前も20年前も、又は10年後も20年後も、この景色は一緒かなと思わせる古都の文化や歴史を感じさせる作品だった。

「次は絵に挑戦しようかな」と調子付いて言うことがあるが、こういう作品を見て、完成までに要する時間を想像すると、「偉そうなことを言ってすみませんでした」となる。前回もそんなことを言っていたかな(笑)