初めて利用した。これまでにはなかった斬新な佇まいの駅だ。隈研吾さんのデザインだとか。


駅名にある「高輪」は地名だから分かるにしても、なぜ「ゲートウェイ」が付けられたのかを調べたら、江戸時代の1710年、この辺りに大木戸と呼ばれる大きな門が設置されたことが由来とのこと。東海道からやって来る人たちはその門を通って江戸に入った訳だ。

江戸の治安を維持するために夜間は閉ざされていたというから、早朝には門が開くのを待つ人々が、夕方には門が閉まる前に通行を急ぐ人々がいたのだろうか。そんな光景を想像し、大木戸が人やモノの流れを調整していた古い時代のことを思った。

今は大木戸を難なく越える電波があるし、自動車や電車は大木戸を避けて開通している。飛行機や地下鉄はそもそも大木戸では制御できないところを移動するから、この300年で人やモノ、情報の往来は姿を変えただけではなく、そのスピードも量も桁違いになったということか。ああ、忙しない(笑) 

静かな時間を持つには、自分自身の大木戸、ゲートウェイを設ける必要がありそうだ。