今年も喪中葉書が届く季節になった。
若かった頃は「あぁ、歳を取ると亡くなるのか」と遠い世界のことのように感じたが、私自身の両親や友人のご両親が亡くなる年頃になると、一つの時代が終わったという喪失感や緊張感があったように思う。
ところが、昨年あたりから兄弟姉妹や夫、妻を亡くしたという喪中葉書が増え始めた。同じ時代を生きてきた方々が亡くなっているということだ。こうなると、流石に遠い世界のこととは思えないし、喪失感や緊張感だけでは済まない心境になる。命には限りがあることを実感するからだろう。
そんなとき、勤務先が大胆な構造改革に着手し、「若返り」も目的の一つだと知った。会社勤めにも限りがあるということだ。命も有限、会社勤めも有限・・なのに、惰性で生きていたのでは「ボーッと生きてんじゃねえよ!」とチコちゃんに叱られそうだ。さて、どう生きれば良いのか?
考える糸口が見付からなくて困っていたら、NHKの「サラメシ」に出てこらた79才の男性が良いことをおっしゃった。美味しい明太子を作りたい一心から会社を起こされた方だ。「あと何回食事できるか考えたら、美味しいものを食べたいと思う」・・これだ。ここから考えよう。
