言葉としては知っていたが、解釈としては「損になる喧嘩はしないのが金持ち」とか、そもそも「安全第一でリスクを回避したから金持ちになった」など損得勘定やリスク管理に長けているのが金持ちだというものが多かったように思う。

この言葉を思い出したのは、米大統領選挙で過熱する両陣営支持者のデモや対立を見たからだろう。「奥さまは魔女」を子供の頃に見て育った私としては、アメリカの家庭は小綺麗で広く、そこで過ごす人たちは笑顔でないといけない。そういう豊かなアメリカ像からすると、互いを罵り合い、睨み合う光景は見ていて気持ちの良いものではなかった。


そして、何故そういう国になったのかと考えると、「奥さまは魔女」の時代よりアメリカは貧しくなったのかなと思ってしまう。金持ちが喧嘩しないのは、損得勘定やリスク管理があってのことかも知れないけれど、何よりお金持ちには心の余裕があるのではないか。そういう心に余裕のあるアメリカの人々に助けられ、新島先生も同志社を設立できたのだから。

お金持ちは無理だとしても、心の余裕持ちにはなりたいと思う。