同志社大学が2025年に創立150周年を迎える。それを記念する寄付を募っていたので、感謝の気持ちを込めてこれに応じた。私の人生に大きな影響を与えた方々との出会いは同志社のラグビーから始まったし、丸紅が私を採用したのも、私ではなく、同志社ラグビーを信頼してのことだろう。


昨日、同志社大学から郵便が届いた。開けてみると、お礼状と同志社の校章をあしらった扇子が入っていた。


良く見ると、親骨に「真理似寒梅敢侵風雪開」と刻まれている。これは校祖、新島襄先生が作られた漢詩で、「真理は寒梅のごとし、敢えて風雪を侵して開く」と読む。梅は厳冬の風雪をものともせず美しい花を咲かせる。人が正しく従うべき道もこのようなもので、厳しい社会情勢においても不屈の精神で志を遂げるべきである、という意味のようだ。

その新島先生が、新型コロナに揺れる社会や混迷を続ける米大統領選挙をご覧になったら、何とおっしゃるだろう。「自分の信ずる真理に従い、自分の足で、騒ぐことなく力強く歩め」だと私は嬉しいかな。