ディズニーランドに行って毎回感心するのは、子供たち(最近は孫たち)が開園をじっと待つことにも、アトラクションで自分の順番が来るまで並ぶことにも文句や不平を言わないことだ。待つのが大の苦手の私ですら大人しく待つのだから、何かそういう魅力があるのだろう。
そんなディズニーランドも新型コロナウイルスの影響で売上が大幅減となり、社員の冬のボーナスを7割カットするんだとか。ディズニーランドではスタッフが満面の笑顔で私たちを迎えてくれるし、常に道も広場もきれいに清掃し、美しく保ってくれている。このクオリティは維持されるだろうか。そんな心配をしながら、ホテルオークラ東京ベイに一泊したが、翌朝、嬉しい「おもてなし」を受けた。
チェックアウトを済ませ、ホテル内のレストランでお昼ご飯を食べているとき、孫娘にと買ったイヤリングの耳たぶに当たる小さなバッドがなくなっていることに気付いた。小さな部品だし、どこで落としたかも分からない。しかし、ダメ元でも来た道を探してみようと娘たちがレストランの中からフロントまで下を向いて歩き始めたら、それに気付いたレストランの支配人が一緒に探し始めて下さった。更にはそれをフロントに伝えて下さったのか、今度はフロントの方がチェックアウトしたばかりの部屋にまで一緒に行き、探して下さったらしい。
私は孫娘とレストランで待っていたのだが、しばらくすると笑みを湛えた娘夫婦が戻ってきて「見付かった!」とのこと。聞けば、最後は部屋の清掃を担当されている方がベッドの下に落ちているのを見付けて下さったらしい。孫娘は大喜びだったが、回りの方々のお陰で Where dreams come true を実感したことと思う。ディズニーランドの中だけではなく、その周辺のホテルにまで「おもてなし」の精神が溢れているなら、今回のコロナ危機も何とか乗り越えられるのではと思う。
