日産の次はトヨタ自動車だ。今年の12月末に閉鎖される裾野市の東富士工場の跡地に、人とあらゆるものをインターネットでつなぐという新しい街を作るのだとか。2000名が実際に暮らすということだから、いろんな試みや実験を繰返し、未来の街を模索するのだろうか。トヨタは自動車メーカーだと思っていたが、街まで作るとは・・。
ニュースが伝えるところでは、カナダのトロント市が同じような試みをしようと、グーグルと準備を進めてきたらしい。ところが、地元住民がプライバシー侵害の恐れありと反対運動を起こし、事業が縮小されたらしい。その直後にトヨタの豊田社長がこの計画を発表されているし、中心になって事業を進める子会社のCEOカフナー氏はグーグルに居られたようだから、トヨタは用意周到に準備し、絶妙のタイミングで発表したということか。
又、この街は「Woven City」と名付けられているらしいが、直訳すれば「織り込まれた街」になるのだろうか。インターネットが人とあらゆるものを縦横に結ぶという意味では良くできた名前だが、トヨタの発祥が豊田自動織機であることを思うと、変身は重ね続けるが原点は忘れず、と説明できるから、なかなかの命名だと思う。
こちらの騒がしさは、映画の予告編を見せられたようで、ちょっとワクワクする。トロント市のように、心配の声や問題の指摘も出てくるのだろうが、変化のエネルギーを感じさせる話だ。