厚かましい私は、自分のことを万年青年のように思い、老化現象などまだまだ先のことと考えて来たが、ふと、どういうときに「この人は老化現象が始まっている」と感じるのだろうと気になった。以来、私と同年代や私より年長者と仕事や食事をご一緒する際には努めて冷静に観察するようになった。

 

その結果、以下のような状況で「この方は老化現象が始まっている」と感じたように思うのだか、どうだろう。

 

⑴ 話の腰を折られる。

私の話が終わっていないのに口をはさんで来られる。年長者だと注意もできないので、その方に合わせて話を続けることになるが、私が言いたかったことは言えないまま終わってしまう。


⑵ 延々と話を聞かされる。

相手が年長者だと、礼儀としてお話を聞く姿勢になるので、延々と話されても止められない。安易に相槌を入れると益々話が長くなる。又、時には同じ話が繰り返されたりもする。


⑶ 昔話が多くなる。

そのジャンルに興味があれば別だが、興味のない世界の話だと聞き続けるのが辛くなり、退屈にもなる。そういうとき、なるほど共通の話題は「今」か「未来」なんだと思う。

 

我ながら良く観察し、分析も鋭いではないかと一人悦に入っていたのだが、先日参加した打合せのことを思い出し、愕然とした。その打合せに出ていたメンバーの中では私が最年長だったから、間違いなく、参加者は私に気を使ってくれていた。そして、ここからが問題だが、私は①参加者の発言を遮ったし、②いい気になって喋り続けたし、③その中には昔話もあった。


人の振り見て我が振り直せ。ハイッ!