バイオリンの発表会が4日後に迫った。我ながら果敢な挑戦だと思うが、「チャルダーシュ」を弾く。


さまざまな感情が込められた曲で、まるで喜怒哀楽が順番に踊り出すような気配を感じるが、だからこそ多くの演奏家がその人にしか表現できないチャルダーシュを弾いておられるのだろう。

そうと分かればしめたもの、今年も発表会に来てくれる同級生のA山さんに、「演奏家によりいろんなチャルダーシュがあるんや。せやから、僕だけのチャルダーシュにするわ」と話したら、「ま、ええけどさ、ぜひ原曲は留めてくれる? チャルダーシュやと分かる範囲の編曲にしといてね」と釘を刺された。

それから1ヶ月、朝の練習に夜の練習を加え、ラグビー合宿のような2部練習に切り換えたが、さて、成果の程は如何?