同志社混声合唱団のコンサートが紀尾井ホールで催された。何度も訪れている紀尾井ホールだが、ステージに立つのは初めてのことで、入口は楽屋口だし、集合は開演の5時間前だし、ステージの裏側を何度も往き来することになったし、実に刺激に満ちた一日になった。


第1部はジョン・ラター作曲のクリスマス・キャロルから4曲、第2部はエストニアの作曲家、アルヴォ・ペルトの作品から2曲、そして第3部は千原英喜さん作曲の組曲2つを交互に組み合わせ、合計10曲を歌った。ステージの上ではバスの反対側にいるソプラノの声が良く聞こえず、少し焦ることとなったが、だからこそ指揮者をちゃんと見ないといけないのだろう。


興奮冷めやらぬまま打ち上げの会へと向かったが、つくづく「現役はええなぁ」と実感することとなった。ワールドカップでは興奮と感動こそ味わったが、充足感や達成感は得られない。これはグランドに出た者しか味わえないご褒美のようなものだろう。ラグビーでそれを得ることは難しいのだから、これからは音楽で現役を楽しもうと思う。