ワールドカップでジャパンが躍進したことからラグビー人気が急上昇したようだ。普段はすれ違っても会釈しかしない勤務先の同僚が「ちょっといいですか?」とラグビーのルールや試合の感想を聞きに来られる。ラグビー経験者にとっては驚きの注目度だろう。


このラグビー人気を生かし、もっとメジャーなスポーツにしようという試みがいろいろ議論されているようだ。私が現役の頃は厳格にアマチュアリズムを守ろうという時代だったから、多少の違和感は残るが、これも時代の流れで、プロ化がこれから進んで行くのだろう。

ラグビーは前進しなくてはならないのに、ボールより前でプレーできないという不条理なスポーツだ。その上、選手のセンスや能力だけではなく、人柄や性格、生き様みたいなものまでプレーに出てしまう。そういうスポーツだから、正々堂々とプレーした相手なら、ノーサイドの瞬間に敬意を払うこともできるのだろう。

そういう特性から、プロ化はさておいても、ラグビーが普及することには大賛成だ。そのためには裾野を広げることが必要だし、「危険、きつい、汚い」の3Kを「簡単、カッコいい、気持ちいい」の3Kにし、サッカーや野球、バスケットボールに対抗したいところだ。