9月30日(月)、第28回Kissポートクラシックコンサートがサントリーホールで催された。第1部は高木凜々子さんというバイオリニストが登場され、チャイコフスキーのバイオリン協奏曲ニ長調作品35を演奏されたが、激しく力強い旋律から繊細で優しい旋律まで、バイオリンを自由自在に操り、さまざまな音色で楽しませて下さった。


第2部は、デュリュフレ作曲のレクイエムが演奏されたが、東京交響楽団の演奏もミナトシティコーラスの混声合唱も心に響く素晴らしい演奏だったと思う。特に、ミナトシティコーラスは200名の大合唱団で、神さまを讃える力強い歌声や神さまを信じる喜びの歌声など、多くの人が気持ちを一つにすると感動的な演奏になることを教えられたように思う。

第5曲のPie Jesuはメゾ・ソプラノ歌手の林 美智子さんが柔らかく美しい声で歌われたが、たまたま一緒に聴いていたのが同級生のA山さんで、A山さんとは昨年、今年と連続してソプラノ歌手、佐藤しのぶさんのコンサートを聴きに行っていたものだから、自然と「佐藤しのぶさんの次のコンサートはいつなんやろね?」「又、一緒に行こうか」みたいな会話になった。

その翌日、A山さんから、佐藤しのぶさんが亡くなられたという連絡が入った。今年5月のコンサートでは元気な姿を見せておられたから、大変驚き、生命の儚さを感じざるを得なかったが、佐藤しのぶさんのことだから、自分のいちばんお気に入りのレクイエムを口ずさみながら天国へと昇って行かれたと思いたい。合掌。