クラーククラブは北大合唱団の東京OB会が組織された合唱団で、昨日、11回目のコンサートを催された。
第1ステージは「柳川風俗詩」という多田武彦作曲の合唱組曲で、詩は北原白秋の「思ひ出」という詩集から選ばれた4編とのこと。それぞれ趣の異なる4曲だったが、第4曲の「梅雨の晴れ間」は人々が足踏み式で廻す水車がテーマだったようで、リズムや音の強弱がどんどん変わり、各パートの歌声が様々に掛け合わさり、それらがいろんな水の形を表しているようで素晴らしい演奏だった。
第2ステージは「夢の手ざわり」という合唱組曲で、元々は早稲田大学グリークラブの委嘱により田中達也さんが作曲されたものとのこと。それを平均年齢70才のクラーククラブが歌われた訳だが、第3曲の「夏の手ざわり」など、リズムが変わったり、不協和音があったりして、如何にも難しそうな曲だったが、それを見事に歌い上げておられた。その後に続く第4曲の「ひかり」はアカペラで始まり、優しく豊かな歌声が大変良かったように思う。
(続く)
