ドイツ銀行が18,000人の解雇を決めたとか。投資銀行部門のリストラらしいが、その数の多さに驚いた。日本でも、損保ジャパン日本興亜が国内損保事業の従業員を4,000人減らすというニュースが流れ、対象者に介護部門等への配置転換が提案されたことから、退職を促す陰湿な仕打ちだという批判が巻き起こったようだ。


この批判に対し、社会学者で私が苦笑いしながら読んだ「他人をバカにしたがる男たち」の著者、河合 薫さんが「叩き上げ損保マンを舐めるべからず」という記事を書き、配置転換を受け入れる損保マンにエールを送っておられる。
すなわち、介護の現場は重労働で時間も不規則、孤独感や人間関係に悩む従業員も多いから、損保マンとして培ったマネジメント能力やリーダーシップが必ず役に立つ現場だ、だから、プライドをかけて挑戦して欲しい、という内容だったように思う。
前置きが長くなったが、「プライド」には必ず対象がある筈だ。損保マンとしての実績や能力にプライドがあるなら、それを貫きたいと思うだろう。一方、求められれば何とかするのが俺だ、みたいなプライドなら、見知らぬ現場でも飛び込んでみようと思うだろう。
経済が成長しているときは前者のプライド、経済や社会が大きな変革期を迎えているときは後者のプライドを持った方が楽しく過ごせるということか。