「性格が災いした」経験は私にもたっぷりあるが、今回はその逆で「性格が幸いした」お話。

横浜市西区の合唱祭に参加した私たち、男声讃美歌研究会は打ち上げの会を会場近くの横浜中華街で予定していた。既にお店が予約され、十数名の参加者が手を挙げていたが、その中では最年少の私が道案内をすることになった。本番3日前の練習時にお店のパンフレットと中華街全体の地図を渡されたが、経路は実にシンプルで、指定された東門から中華街に入れば、一度左折するだけで到着できる。まぁ、何とかなるかなと思い、前夜は早めに寝た。

しかし、当日の朝、私の性格が出る。そもそも中華街には土地勘がない。道案内の途中で万一道に迷ったら年長者の皆さんに迷惑を掛ける。そんな想像をし始めると居ても立ってもいられなくなり、予定より一時間早く家を出て横浜に向かった。先ず会場へ、そして中華街のお店へ。迷うことはないと思っていたが、東門を入ったところが三叉路になっていたから一瞬迷った。又、地図の活字が小さくて、歩きながら地図を見るのは無理だと分かった。

幸い、朝に下見しておいたお陰で、案内時には激しい西日が眩しく、良く前が見えなかったが慌てなかったし、ものすごい人出で私たちの列が長く伸びてしまったが、前を気にすることなく余裕で待てた。私の心配性が幸いし、皆さんを迷うことなくお店まで案内できたのだ。めでたし、めでたし(笑)

東大ラグビー場の桜が咲き始めた。