おもちゃのタカラ(現在はタカラトミー)の創業者、佐藤安太さんが94才で亡くなられたという記事が日経ビジネスに出ていた。記事の見出しが「ピカ、カックン、スー」だったので、なんのこっちゃと興味が湧き、早速、読み始めた。
佐藤さん曰く、大ヒットした「だっこちゃん」、「リカちゃん」、「チョロQ」、「トランスフォーマー」には共通の法則があり、それが「ピカ、カックン、スー」とのこと。すなわち、おもちゃを見た子供の目がピカッと光り、首が前にカックンと出て、そして手がスーッとおもちゃに向かって伸びる、それがヒット商品に共通する現象だったとおっしゃるのだ。
多分、今の大人も同じだろう。既にモノは一通り持っているから、見慣れたものは目に入らない。しかし、なんやこれ、という目に新鮮なモノには目が光り、さらに首が前に出て自然に手が伸びる。そういうこれまでになかったものしか手にも取ってもらえないし、当然、買ってももらえないということだろう。
いやはや、大変な時代だと思うが、どの市場にも売れているものはあるし、業績を伸ばしている会社があるのだから、そちらに回れる努力をしなければと思う。くじけそうになったら思い出そう。「ピカ、カックン、スー」だ(笑)
