私が人生の師と仰ぐ TKさんからメールを頂いた。腰を痛めていることをご存じなので、「調子はどう?」で始まるメールだったが、その後、ご自身も調子の悪いところがあることに触れられ、最後は「しかし、一番厄介なのは精神の老化かもね?」で締めくくられていた。

なるほど、と思ったので、しばらく考えた後、「私は大丈夫です、精神の老化などしていません、と力強く答える人ほど危ないかも知れませんね。精神の老化=自信の塊り、だとすると、身体と違って痛みや痒さの自覚症状が無いから不安になることもなく、一気に老化が進むかも知れません。大体、年を重ねると、自信を失いたくないから、新しいことに挑戦しなくなるのが普通ですもんね」と返したら、珍しく褒められた。


親父が「上手に歳を取らなアカン。これが意外に難しい」と言っていたのを思い出す。そのときは歳を取るという実感すら私にはなかったから、ついつい聞き流してしまったが、ちゃんと聞いておけば良かった。多分、見苦しい老人にはなるなということだろうから、紅葉のように美しくはなれないだろうが、簡単に落ち葉にはならないぞ、とひと踏ん張りしてみようかと思う。