第2部はコーロ・カステロの弟分と自己紹介される合唱団城の音のステージで、「The Lord bless you and keep you」、「Juanita」、「御霊なる清き神」の3曲を歌われた。成城学園中学校時代から讃美歌を中心に歌っておられる方々で、何度かメンバーだった小澤征爾さんも出演されている。今回も安心して聴ける美しいハーモニーで、特に3曲目の「御霊なる清き神」が素晴らしかったように思う。
第3部は今回初の試みとなった成城学園以外からの参加で、北海道大学男声合唱団OBで首都圏にお住まいの方々が組織されたクラーククラブが男声合唱組曲「終わりのない歌」から3曲、J-POPから「夢の中へ」、「瑠璃色の地球」、「乾杯」の3曲を歌われた。
コーロ・カステロの白のジャケットに対し、クラーククラブは黒のスーツに身を包んで登場され、その違いだけで「おおっ」という声が上がったが、歌声はコーロ・カステロの約2倍の頭数があったせいか大変力強く迫力があった。ただ、「終わりのない歌」は恋の歌という紹介があったから大丈夫かなと心配したのだが、歌詞に出てくる「忘れないように君を見た」とか「最後に君のそばで会おう」という男の純情が見事に表現され、コーロ・カステロとは一味違う男声合唱に新鮮な感動を味わった。
J-POPの中では「乾杯」が一番良かったように思うが、クラーククラブも年配の方が多いように見受けられたから、多分、皆さん長い人生経験から豊かな感情をお持ちで、歌詞やメロディがさまざまな思いや感情を引き出して来るのかなと思った。
(続く)
