Wikipediaによると、人口16万人のグアムを経済的に支えてきたのは米軍基地に関連する産業、米国政府からの補助金、農業、漁業、そして観光業とのこと。ただ、米国基地の縮小に伴い、近年は観光業が主たる産業となり、なんと、島民の60%が観光業に従事しているそうだ。年間100万人の旅行者が訪れるというから、人口の6倍もの人々を受け容れていることになる。
そのせいか、滞在中は地元の人たちから観光客として温かく迎えられたという印象が強い。例えば、到着時の税関で指紋と顔写真をとられたが、多分、それを見ていた3歳の孫娘が自分も写真をとねだったのだろう。税関の係官が笑いながらカメラを孫娘に向けてくれたのが見えた。普通、税関では見られない光景だろう。
又、朝のウォーキングで信号のない通りを渡ろうとしたら、止まってくれた車のドライバーからGood morning! と声を掛けられた。全く予想もしていなかったからビックリしたが、そうされて嫌な思いをする訳がない。そして、私のグアム好きを決定的にするものが出てきた。ホテルの部屋の清掃係の女性からのメモだ。
これには驚いた。決して大きな金額ではなく、いつも通りの額を置いただけなのに、お礼のメッセージをもらえるとは。却って恐縮してしまい、お礼のメッセージに対するお礼のメッセージを書いて置いてきた。
日本も観光に力を入れるとのことだが、一番大切なものは観光名所や施設ではなく、観光客が安全に快適に過ごせるよう配慮できる精神ではないか。果たして私にそういうサービス精神があるかどうか、中国から来ている人たちに「ニイハオ」と声を掛けられるかどうか、そんなことが気になるグアム滞在になった。
