バイオリンの発表会が来週に迫った。毎年のことながら、「あと2ヶ月もある」が「まだ1ヶ月ある」になり、ハッと気付くと「あと2週間しかないの?」と焦り始め、最後には「あらま、来週か!」という嘆きに変わる。


今回の発表会は6度目だし、毎回「来年こそは前倒しで練習するぞ」と決意している割には進歩がなく、今回もあと1ヶ月あればなぁ、と今頃思っている。なんでこうなるのか?

その理由を考えたが、多分、こうだ。あと1ヶ月なら30日あるということだが、1日に30分しか練習できないなら毎日弾いても1ヶ月で15時間、1週間なら僅か3時間半だ。10分しか弾けない日や全く弾けない日があることを考えると週に2時間程度の自習に過ぎないから、そんなもので著しく上達する訳がない。

まぁ、バイオリンの発表会はベストを尽くすとして、人生の残り時間にも同じことが言えないか。あと20年あると思うと長いように感じるが、働く時間、眠る時間、食べる時間、移動時間などを差し引いて行くと、好きに使える時間は何時間あるのだろう。そう考えると、チコちゃんが言う通り、「ボーッと生きてんじゃねえよ」だな(笑)