同志社交響楽団のOBOGが組織されている同志社東京アンサンブルが18回目の定期演奏会を催された。ステージを見ると幅広い年代から参加されたメンバーが一緒に演奏し、音楽を楽しんでおられるのが分かる。こういう光景はラグビーでは望めないから、老若男女が共に楽しめる音楽というのは本当に素晴らしいものだと思う。
演目はベートーベンの「エグモント序曲」、モーツァルトの交響曲第38番(「プラハ交響曲」と呼ばれているらしい)、それからベートーベンの交響曲第5番(ご存知「運命」の交響曲だ)。
エグモント序曲は、解説に「クラシックの一つの形である、苦しみから喜びへのテーマが分かりやすく表現された曲」とあった通り、メリハリの効いた演奏が印象的で大変良かった。
モーツァルトの「プラハ交響曲」は初めて聴く曲だったが、音の強弱やリズムの緩急が鮮やかな第3楽章がとても良かったように思う。
最後に演奏されたベートーベンの「運命」は何度か聴いたことのある作品だけに安心して聴けたように思うが、ダダダダーンというテーマが何度も繰り返される激しい第1楽章の後、ビオラとチェロで静かに始まる第2楽章が耳に心地よく、ゆったりした気持ちになった。圧巻は第4楽章で、喜びに満ち溢れた演奏に興奮し、演奏が終わった瞬間に思わず拍手した。
「もったいない」と思ったのは聴衆が少なかったことだ。会場のタワーホール船堀は立派なホールなのに空席が目立った。毎回、最初に演奏されるのは同志社のカレッジソングで、私など思わず起立して歌いそうになるし、関東で聴く同志社カレッジソングは格別だ。このコンサートの存在をもっと校友に知って欲しいと思う。
