横になって膝を抱えていると痛みが和らぎ、普通に歩けるようになる。が、長くはもたない。又、仕事で外出すると横になれる場所がないから、痛みが激しくなると、しゃがんで膝を抱えてみるのだか、少しは楽になるものの直ぐに痛みがぶり返す。
我慢強い性格なら、このまま痛みと付き合いながら暮らせるのだろうが、私は我慢強くない弱虫だから何とかしたいと思ってしまう。取りあえず、インターネットで調べる内にホームページが出てきた鍼灸整骨院に電話し、行ってみることにした。
最初に先生から聞かれたのは過去63年間の過ごし方だ。先生曰く、誕生から15才まではどんどん身体が成長を遂げる。その後は、その人の過ごし方に身体が影響を受ける。ボルさん63才の身体にはこれまでの生き方や過ごし方が出ているんです。なるほど、説得力がある。
そこで、14才から35才までラグビーをしていたこと、仕事はずっと営業で、オフィスで座ってする仕事が長かったこと、ラグビーでは腰の強打、アキレス腱切断、鼻の骨折、指の脱臼などの負傷をしたことを問われるまま説明した。先生はそれらをメモし終わると、私に立つよう指示された。
(続く)