「37億9200万枚」・・・2017年に国内市場に供給されたアパレル製品の総供給量らしい。下着を含む数字とのことだが、それでもこの枚数が人口1億2000万人の市場に供給されたとなると、一人当り年間「32枚」という計算になる。直感で言うと「多過ぎる」ように思うから、価格競争に巻き込まれると大変だろう。
又、この37億9200万枚の内、輸入品の占める割合は97.6%で、国内生産は僅か2.4%の9,840万枚とのこと。食糧は自給率40%で国家の安全保障上、問題があると指摘されているが、アパレル製品に至っては自給率2.4%だから、万一、日本にアパレル製品が入って来なくなったら、多くの国民は裸で過ごすしかなくなってしまう(笑)
この記事で興味深かったのは輸入先の順位で、1位から5位までの中国、ベトナム、インドネシア、バングラデシュ、カンボジアはある程度予想の範囲内だとしても、6位にイタリアが入っていることだ。アパレル製品に関して言えばコストが全てではなく、輸入拡大という大きなトレンドには逆らえないにしても、選択肢は沢山あったということか。
中国やベトナムにいち早く乗り込んだ人たち、少し様子を見てから動いた人たち、最初からイタリアに専念した人たち、アパレル業界から撤退した人たち、様々な人生がありそうだが、最後まで頑張れるのは自分で選択した人たちだろう。人は、自分の選択や決断を正しくするために頑張れるものだと思うから。
