お取引先を訪問したら、当社ご担当のY瀬さんから「美味しいコーヒーをお淹れします」と一枚の紙を手渡された。使用する珈琲豆の説明書きでブラジル産とある。ただ、私の目を引いたのはイラストにあるカフェのマスターだろうか、蝶ネクタイの青年に角が生えていたことだ。
ボル「これって・・鬼ですか?」
Y瀬さん「そうです。このお店は桃太郎の故郷、岡山にあるんです」
ボル「なるほど、しかし、鬼は桃太郎が退治する敵役ですよね。普通、悪役は使いませんよね?」
Y瀬さん「そうなんですが、地元には鬼の支持者が結構おられるようです」
Y瀬さんによれば、①桃太郎の物語には当時の時代背景が色濃く出ている、②すなわち、桃太郎は朝廷側の人間で、③鬼は朝廷に逆らっていた地元では有力な豪族、④同じ豪族でも、桃太郎を助けた猿、雉、犬は朝廷に早々と屈した弱小豪族、⑤鬼が持っていたお宝は鉄や銅の製錬技術や製品、⑥そういう中央に奪われた地方の自治と技術を象徴しているのが鬼だ、ということらしい。
森友学園や加計学園に関する報道を見ていると、今も中央と地方の間には確執や軋轢がありそうだが、これもいつか童話の元になるのだろうか?
