大学の後輩二人とお茶する機会があった。学生時代に起業した優秀な奴らで、私より二回り年下だ。話題は「還暦を迎えたらどうなるか」になった。
ボル「急に同窓会や同期会の案内が増える」
後輩A「なんでですか?」
後輩B「暇になるからですか?」
ボル 「うん、時間はあるのにお金と用事と会える人が少ないことに気付く」(笑)
後輩達「ハハハ・・」
後輩たちは笑うが、仕事に費やしている時間は実に長いし、平日は仕事のために会っている人が殆どだろう。だから仕事を止めると時間はできるが、用事と会える人が少ないことに気付くらしい。そこで、声を掛けやすい同窓会や同期会の出番になる。しかし・・
ボル「急に親しくしようと言われてもねえ・・」
後輩A「抵抗があるんですか?」
ボル「そんなに会いたいなら前から会っとけと言いたい」(笑)
後輩B「ボルさんらしい意地っ張りっすね」
後輩A「仕事で忙しかったから仕方ないでしょう」
後輩B「それに・・皆さん、実は会いたくなかったのでは?」
ボル「な、なに?」
後輩Bが言うには、仕事をしているとその内容や肩書き、地位、報酬などついつい比較してしまうし、同い年ならなおのこと比較し易いから、場合によっては自分が劣っているように思えてきて、顔を合わせたくないと思う人もいたのでは、と言うのだ。
ボル「君、なかなか鋭いこと言うねえ」
後輩A「なるほど、仕事を止めたら皆、同じオジサンになるか」
ボル「せやけど、僕はそんな比較なんかしなかったよ」
後輩B「そら、ボルさんは早々に落ちこぼれてますから」(笑)
ボル「コラー!お前ら、今日は自分で払え」
