目的のためには手段を選ばず、という勇ましくも聞こえ、又、野蛮にも聞こえる言葉があるが、たまたま、目的と手段について考えさせられる機会があった。これだ👇(笑)
都内の百貨店で発売キャンペーンをしていたと思える女性から「試してみませんか?」と声を掛けられた。俄然、興味が湧き、言われるままシャツをたくし上げてお腹と背中を出し、器具を装着してもらった。
「では、スイッチを入れますね」という声と共にお腹に衝撃が走り、それが強くなったりリズムを変えたりしながら異なる筋肉に刺激を与えて行くのが分かる。その刺激に対して自然に筋肉に力が入るから、確かに装着しているだけで筋トレになる訳だ。
「毎日23分間、これを8週間続けるだけで効果が現れます」という説明を受け、手渡されたのがこのパンフレットだから、財布に余裕があればその気になる人もいるだろう。ただ、私の場合は「こういう身体にして何をするんだろう」という疑問が湧いてしまった。私にとり、この装置で腹筋を鍛えることは目的にならない。かと言って、手段として利用するにもその先の目的がない。そこまで考えてハッとした。
体育会運動部は勝つことを目的としている。それで良いと思う。では、勝つための手段は何か。答は簡単で、強くなることしかない。これは自らの意志で出来ることだし、団体競技なら一人ひとりに求めるべきことだ。今更ながらになるが、日大の選手も「強くなれ。速くなれ。しつこくなれ。」と指示されていたら、どんなに幸せだったろう。だから、目的のためには手段をきちんと選ばないといけない、ということだ。
