バイオリンや合唱のつながりから、いろんなコンサートのご案内を頂けるようになった。今月は3つのコンサートに出掛けたが、それぞれユニークな内容で、新鮮な感動を覚えた。


12月1日(月)、Bunkamuraオーチャードホールで催された「グレゴリオ聖歌と真言宗声明(しょうみょう)」のコンサート。出演はミラノ大聖堂聖歌隊と真言宗青教連法親会のお坊様たちだ。

グレゴリオ聖歌はローマ・カトリック教会で歌い継がれてきた無伴奏ユニゾンの聖歌、真言宗声明はお釈迦様の教えを僧侶が暗記し伝承してきた無伴奏の朗唱だ。どちらも1000年を超える歴史があるとのことだが、男声のみのユニゾンで歌われると、時には力強い宣言のように、時には純粋な心の叫びのように聞こえ、大変興味深かった。

惜しむらくは会場が少し大きすぎるように思えたことで、もしこれが教会やお寺の本堂で行われたコンサートなら、もっと迫力があり、心揺さぶられる感動を味わえたのではないかと思う。

(続く)