サントリーホールで歌った、などと言うと大嘘つきと叱られそうだが、本当に歌った。ただ、舞台の上ではなく観客席だったけど(笑)


お取引先のイギンさん主催のクラシックコンサートに出掛けた。第一部ではバイオリニストの木嶋真優さんがチャイコフスキーのバイオリン協奏曲を弾かれたが、ものすごく難しい曲で、目にも止まらぬ速さで移動を繰り返す左手と、そんな動きの中でも正しい場所を押せる左手の指に感心した。私があそこまで上達するには500年は掛かるだろう(笑)
第二部で日本フィルハーモニー交響楽団が演奏されたチャイコフスキーの「スラヴ行進曲」とシベリウス作曲の「フィンランディア」も素晴らしかった。特に「フィンランディア」は帝政ロシアの圧政下にあったフィンランドで独立を目指す人々から深く愛され、帝政ロシアから演奏禁止の処分を受けたほどの曲だから、聴いていると胸が熱くなり、勇気が湧いてくるような、しかし、とても優しい気持ちになる曲だった。
イギンさんのコンサートでは、最後に舞台と観客席が一体となって音楽を楽しめる時間が用意されていて、今回はベートーベンの第九「歓喜の歌」を日本フィルの演奏で歌った。記念品の中にちゃんと歌詞の書かれたビニールファイルが入っており、それを手に私も大きな声で歌わせて頂いた。
どんな形であれ、サントリーホールで歌えたのだから、正に「歓喜の歌」だ(笑)
