地元の合唱団、うたおう会のM会長に誘われ、北の丸公園の科学技術館で開催されていた弦楽器フェアを見に行った。バイオリン、チェロ、ギターなどの弦楽器が展示され、試しに弾くことが可能だったことから、あちらこちらでプロの演奏家と思える人たちが見事な演奏を披露されていた。


出展者の中にM会長のご友人で永年バイオリンの製作に携わって来られた方が居られ、そういうご縁からその方が出展されていた150万円のバイオリンを弾かせて頂いた。貧乏性なもので、どんな音が出ているかより落としたらどうしようという心配が勝ったが、ちょっと贅沢な気分を味わえて満更でもなかった。
その後、別のブースでも展示されていたバイオリンを弾かせてもらったが、弦に軽やかに絡み付く弓があり、これ良いですね、と感想を述べたら65万円とのこと。一瞬、呼吸が止まったが、丁重にお返しした(笑) 出展者からは「腕を上げる一番の近道は良い楽器に投資することです」と言われ、上手い口上だと感心したが、私のバイオリンこそ両親が私のために投資してくれたものに違いない。両親には投資に見合う配当ができなかったが、少しでも腕を上げ、楽しみ、両親に感謝しようと思う。