今日は「貯蓄の日」だったそうだ。1952年、お金を無駄遣いせず大切にしようと、日本銀行が制定したとのこと。もっと遡ると、その年に収穫された穀物で作ったお酒を奉納する伊勢神宮の神嘗祭に由来するとのことだから、労働の対価として得たものは先ず神様にお供えしたように、給料の一部も先ず日銀が元締めをしている銀行に貯金しなさいというメッセージが込められたのだろう。説得力はあるが、少し厚かましい(笑)

その日銀の決算書を見てみたのだが、このところ国債の買い入れを進めていたから、2011年に87兆円だった国債残高は2016年には417兆円に、これに伴って当座預金残高も35兆円だったものが356兆円に増えていた。国債は安全な資産だという前提で進めたことだが、万一、国債が暴落したときにはどうなるんだろう、と心配になった。

ただ、私が心配したところで何とかできる金額ではないし、貯金しに来ましたと銀行に堂々と入って行けるほどの持ち合わせもなかったから、取り敢えずランチを食べに外に出た。小雨が降っていて肌寒かったが、ふと脇を見ると植栽の葉に雨のしずくがいくつもぶら下がっているのが見えた。とても綺麗だった。多額の国債を残すなら、こういう美しい光景も残さないと子供や孫から叱られそうだ。