ミャンマーの経済や産業に関する勉強会に参加した。ミャンマーは古くはビルマという名前の国で、太平洋戦争の舞台となったところだ。「ビルマの竪琴」という日本軍の兵士を主人公にした映画を観た記憶があるし、多くの犠牲者を出したインパール作戦もビルマから進軍が開始され、多くの敗残兵が取り残されて亡くなり、やがて白骨街道と呼ばれるようになった退却路もあるとも聞いた。

 

そういう不幸な時代もあったミャンマーだが、最近は民主化も進み、投資の対象やアジア進出の拠点として考えられるようになったとのこと。そういう資料がテーブルに置かれていたのだが、最初に目に付いたのは「ビルマ仏教」というタイトルのコラムだった。 

 

ビルマ仏教は上座部仏教で、簡単に説明すると多くの人が救われるとした大乗仏教に対し、厳しい修行を修めた人のみが救われるとする考え方で、大乗仏教の立場からすると小乗仏教と呼ばれる仏教のようだ。ただ、ダンマニーティという、人が社会で生きていく上で指針や教訓とすべき詩集があり、これが今も多くの人々に愛され、重宝されているらしい。


その中の一つの言葉、

「人は他人の欠点をゴマ粒ほどの大きさでも見つけるが、自身については椰子の実ほどの欠点でさえ見えない」

頭をガーンと殴られたような衝撃があり、直ぐに手帳に書き移した。直す努力をしようと思う。