彼岸花が咲き始めた。

 

 

この花は目立つ。葉っぱがなく、すっきりと伸びた茎の上に鮮やかな赤い花が咲く。その形が攻撃的にも見えることから、英語では「Red spider lily」(赤い蜘蛛のユリ)、日本語では「剃刀花」(かみそりばな)や「地獄花」(じごくばな)と呼ばれることもあるらしい。

 

花言葉もさまざまだ。「情熱」、「思うはあなた一人」は赤い色から連想されたのだろうか。「独立」は真っ直ぐに伸びた茎のイメージか。「悲しい思い出」は多分、お彼岸と重なることから付いた花言葉だろう。

 

私に一番しっくり来る花言葉は「思うはあなた一人」だ。色にも形にも「私は私。それが何か?」という精神が宿っているように思える。又、鱗茎には毒を含むとも書いてあったが、これも「好まざるもの近寄るべからず」という強い意志のように見える。ここまで考えさせるとは、彼岸花もなかなか奥の深い花だ。