学生時代にラグビーをされていた「けーいち」さんがコメントを下さった。私がアップした菅平の写真をご覧になり、「ラグビーをしているときはあまり目に入りませんが、こんなに緑が眩しいのですね」とのこと。その通りだ。私も現役時代は周りの景色を眺める余裕などなかったし、一番長く見たものと言えば、膝に手を付いてハァハァ息をしながら眺めていた地面だろう(笑)

 

夏合宿と言われて思い出すのは、和室に4〜6人で雑魚寝(タコ部屋と呼んでいた)、4年生の部屋長と1年生の部屋子(使い走り)、二つ折りにされた布団、土や砂でざらつく畳、無造作に積み重ねられた練習着、消毒液やガーゼ、包帯、ハサミなどが乱雑に詰め込まれた薬箱、それから、何と言ってもサロメチールの匂いだ。今はテーピングが普及したし、さまざまな薬もあるのだろうが、我々の現役時代は捻挫、打撲、肉離れにはサロメチールとサポーターが定番で、各部屋にサロメチールの匂いが充満していた。

 

そういう記憶からすると、OBとして来る夏合宿は優雅な避暑に違いない。サロメチールの匂いではなく、草花の香りが爽やかなペンションに宿泊。

 

 

 

 

庭にはきれいな花がいくつも咲いていた。

 

 

 

 

 

 

OBで来る夏合宿は優雅で快適だが、一日の練習を終えて風呂に入れた時の喜びと、合宿最後の練習を終えてスパイクを脱いだときの解放感は味わえない。そう思うと、サロメチールの匂いもちょっと懐かしくなる。