もう一つ、大変印象的だったのは下のような絵が出てきたことだ。

 

 

「頭」は理性の場。

「心」は感情や欲求の場。

「身体」は心と一心同体でつながる感覚の場。

 

頭はコンピュータ同様に二進法が基本で、計算や情報の蓄積を行い、それを元にした推測、分析、計画、反省を行う。過去の後悔や未来への不安はここで生み出される。又、重要な特性として「コントロール」したがる。「〜すべき」、「〜してはいけない」という言い方はこの頭発信のメッセージらしい。

 

これに対し、心は「〜したい」、「〜したくない」という言い方をする好き嫌いの世界で、頭と違い、「今」や「ここ」が大事。喜怒哀楽は心から生まれるとのこと。身体は心と一心同体なので、心に元気がなければ身体も元気がないという分かり易い世界だ。

 

先生によれば、これが「人間の仕組み」で、動物と大きく異なるのは「頭がある」ことだ。だから人間は善悪や正誤を判断し、人間の文明を作ってきた訳だが、反面、もう済んでしまった過去に捉われたり、未来を不安に思い過ぎて心や身体を病気にしてしまうことがあるということだろう。

 

そういう意味で、絵の中の頭と心の間にある扉は閉めっぱなしにしてはいけないとのこと。閉じれば頭が心や身体を置いたまま行き過ぎてしまうから、頭と心の交流を維持し、バランスを取りなさいということだろう。

 

多分、そのバランスや、頭や心、身体の特性は人によって異なるから、決して「普通=マジョリティ」になろうと頑張る必要はないんですよ・・それが先生からのメッセージかなと思う。

 

 

これも紫陽花だろうか?初めて見た色のように思うが、「普通」でなくていいんだよ!(笑)