向島にあるバッグ屋さんにお邪魔した。お昼時になり、「お蕎麦でも食べに行きましょう」ということになったのだが、バッグ屋さんの2代目青年社長から「ボルさん、お腹空いてますよね?」という質問を受けた。予期せぬ質問に「えっ?」と戸惑うと、「いや、量がですね・・」とおっしゃる。どうやら、食べ応えのあるお蕎麦屋さんらしい。

 

一緒にバッグ屋さんを訪問したお取引先のF川さんも横から「量が凄いんだ。あれを食べると晩ご飯なくても平気だよね」とおっしゃるので、どんどん想像がふくらみ、私の頭の中では「飾り気のない無骨な門構え、体育会の学生御用達の学生食堂」になってしまった。ところが・・・

 

   

 

2階建ての古い建物は一面蔦で覆われ、看板も暖簾も歴史を感じさせる風情がある。これは体育会の学生より文科系の学生や先生の方が似合いそうだと思った。ところが・・・

 

 

薦められるまま注文した「肉南蛮」が出てきて驚いた。お蕎麦、豚肉、長ネギが山のようなてんこ盛りで、しばし目が点になってしまった。しかも、手打ちのお蕎麦が太いものから細いものまで入り混じり、これに柔らかな豚肉や歯応えのある長ネギが加わるので、実に不思議な食感を楽しめる。

 

少しお蕎麦を頂き、てんこ盛りの状態が平らになったところで刻んだネギを入れたが、それまで豚肉や長ネギの甘みが強かったところにネギの辛みが入り、それがまた美味しかった。時間を掛けて黙々と頂き、最後に蕎麦湯を入れておつゆまで頂いたが、この手作り感とボリュームを楽しめるのは私のようなインテリ系体育会か(笑)