昨夜、京都から同志社大学ラグビー部の後輩が訪ねてきてくれた。初対面で、親子ほど年の差があったが、ラグビーの話をする内に直ぐに打ち解けた。

 

彼は高校のチームを指導しており、いくつも興味深い話をしてくれたのだが、最も印象に残ったのは、高校生たちと「ラグビーをしていて何がいちばん怖いか」というテーマで語り合ったときの話だ。

 

「怪我が怖い」

「タックルが怖い」

「ミスが怖い」

 

いろんな「怖い」が出て来たそうだが、彼は高校生たちにこう語り掛けたとのこと。

 

「チームメイトの信頼を失うことも怖くないか?」

 

高校生たちが沈黙し、そのとき、何か変わったように思います、と彼が言っていた。分かる気がする。高校生たちはその一言に目を見開くように心を開き、変化したと思う。素敵な指導者を得て、高校生たちは幸せだと思った。

 

(慶應義塾とのOB戦を控えたロッカールームで)