一昨日のみぞれ混じりの雨の中、予期せぬ突風を受けて傘が裏返ってしまった。相当使い古していた傘なので骨が何本か折れ、折れた骨が生地を突き破り、見るも無残な姿になってしまった。これでは使えないので、前から目を付けていた傘を買うことにした。
実は、東京ビッグサイトで催されたギフトショーに「裏返った状態の傘」が展示されていた。一体なにごとかと思い、係の方に尋ねたら、「折れにくい特殊な骨を使っていましてね、それをPRしているんですよ」とのだった。急な雨に遭うとついつい安価なビニール傘を買ってしまうが、骨の折れたビニール傘が捨てられているのを見ると心が痛み、腹立たしくもなるので、次に買うときはこれにしようと決めた。
お取引先には傘を取扱っておられる会社もあり、直接申し上げたこともあるのだが、百貨店で販売されている傘には文句の付けようがなく、逆にそれを物足りなく感じてしまうことがある。言い方に語弊があるかも知れないが、優等生で中性的であるように思えるのだ。見た目よりも軽いし、閉じたあと巻いていくと折り目通りに美しくたたむことができる。それが如何にも出来が良い秀才のように思えるのだ。
その点、今回買った傘はずっしりと重い。それから、閉じて巻き始めたら折り目と折り目の幅が均一ではなく、でこぼこになってしまった。良く言えばワイルド、悪く言えば雑、しかし、簡単には風に負けません、又、雨も通しませんからご心配なく、と宣言しているように思える。秀才タイプではなく、昼休みと放課後に俄然元気になる体育会系なら、私にピッタリだ(笑)

